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第32話 覚悟②

last update Dernière mise à jour: 2026-01-15 16:36:19

その頃。エミルとミーナはアスモディウス、操られた死者。そして悪魔となって現れたカレンを相手にしていた。

すると遠くで砂の巨人兵が崩れていくのが見えるのが見えた。

「え?あの悪魔祓いやられちゃったの?ちょっと待って、全然使えなかったじゃん!最悪!」

一瞬でやられた悪魔祓いのアクィールスに対してキレるアスモディウス。

「ー広がる水龍の陣。陣に入りし者を切り刻まんとする!」

すると今度はエミルが水色の魔法陣を直径100mの広さに展開した。

その陣に入っている敵と入ろうとしている敵に対して水の刃が飛び交った。

水の刃は多数の死者の肉体を切り刻み、戦闘不能になる程のダメージを与える。

しかし、この魔法では魔力の無い有象無象の死者は倒せても、アスモディウスやカレンなど強者には最も容易く対処されてしまう。

水の刃を回避したアスモディウスは指を全て鋭い剣に変え、エミルに向かってきた。

「死者達で無駄な体力を使いたく無いのでしょ?でも残念!そうはさせないわ!」

アスモディウスは剣に変えた指5本をエミルに向けて振り下ろし、それをエミルは剣で全て受けきった。

しかし、今のアスモディウスは沢山の魂を取り込んでいる為か肉体的な力も強くなっており受けたエミルの剣を徐々に押していく。

「…ぐっ!」

「ウフフ。まだ左手の指も、残ってるんですけどね!」

そしてアスモディウスは空の手となった左指の剣をエミルに向けて振るった。

それに対してエミルは自分の身体を水に変換させ、アスモディウスの左手の剣を受け流してからその隙にアスモディウスと距離を取った。

「へぇ、まるでレヴィアみたいに身体を水に変える事が出来るのね。でも、その魔法。人間じゃ何度も使えないよね?」

嫉妬のレヴィアタンもエミルと同様、自分の身体を水質変化させる事が可能。

しかし、この身体を水に変換させる魔法は多大な魔力を身体に対して一気に使う為、人間の身体には負担が大き過ぎる。

レヴィアタンは悪魔である為連続して使用出来たが、人間であるエミルは長時間の持続と連続しての使用は命に関わる為出来ないのだ。

「ハァ…ハァ…ハァ…」

「ウフフ、いつまで続くのかしらね、あなた達の抵抗。既に向こうではヤバそうな雰囲気だけど、大丈夫そ?」

アスモディウスが指す場所ではミーナとカレンが戦闘を繰り広げていたが、どうやらミーナの方が押されている様子であった。

ミー
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